冷蔵庫の買い替え、中古品の選ぶポイントは?

冷蔵庫の買い替え 家電

生活する上で欠かせない電化製品はいくつかありますが、その中でも冷蔵庫。
費用を安く済ませるために中古で冷蔵庫の購入を考えている人もいるでしょう。

新品や中古に関わらず人気な型や、中古の冷蔵庫の購入の注意点をご紹介します。

冷蔵庫の買い替えのタイミングは?

冷蔵庫の寿命は一般的に使用状況やメンテナンスの仕方に関わってきますが、製造後10年〜15年ほど経過すると故障のリスクが高まります。

また、2020年4月からは家電リサイクル法が施行され、冷蔵庫などの家電製品のリサイクルが義務付けられています。
これにより、冷蔵庫を買い替える場合には、リサイクルに関する法令を遵守する必要があります。

買い替えのポイントとしては、
・冷蔵庫が製造後10〜15年経過している
・異音や、冷蔵庫の冷え具合が悪くなったなどの故障が見られる
・家族が増えた、冷蔵庫の容量が足りなくなった

などのポイントが挙げられます。

冷蔵庫の人気の型は

人気のある冷蔵庫の型には様々な種類があります。
どれを選択するのかは、家のサイズ、家族の人数、生活スタイル、デザインなどによってそれぞれの決め手があると思います。
その中でも人気な型を挙げてみましょう。

冷蔵庫の形

・上下型(ボトムフリーザー)
冷蔵室が上部にあり、冷凍室が底部に配置されている形。
引き出し式の冷凍室が一般的です。
目の高さに冷蔵室があるため、使い勝手がよく、頻繁に取り出すものが手元にあり、一般的にスッキリとしたデザインが好まれます。

・冷蔵庫下型
冷蔵室が上部にあり、冷凍室が底部に設けられていて、上下型よりも冷蔵室が大きいです。

ドアの開き方

・右開き、左開き
片開き冷蔵庫の場合、左右どちらかのみ開閉することが可能です。
自分の利き手や、壁がどちら側なのかで右なのか、左なのか使いやすい方が決まります。

・観音開き (フレンチドア型)
中央部分から左右それぞれ開けることが可能な両開きのドアです。
両方のドアが開くことで大きな開口部から収納物が取り出しやすいだけでなく、片方だけ開けることで、開閉を最小限に抑えて省エネにも繋がります。

・両開き
1枚のドアを、左右どちらからでも開けることができます。
冷蔵庫の設置する際に、壁の場所にこだわらずに置くことが可能です。
また、片手が塞がっていたり、その時の状況によって都合のいい方向からドアの開閉が可能です。

メーカーによってどのタイプに力を入れているのかが変わってくるので、様々なメーカーを見比べてからの購入がベターです。

冷蔵庫を選ぶポイントは?

前章で紹介した人気の型はもちろんですが、その他にも購入する際のポイントがあります。

冷蔵庫の容量

使用する人数によって冷蔵庫の容量も変わります。
必要な大きさを理解することで省エネや節約につながります。
一般的な人数による冷蔵庫の容量の目安は次の通りです。

・1〜2人世帯: 約150〜250リットル
・3〜4人世帯: 約250〜500リットル
・5人以上の大家族: 500リットル以上

食習慣や料理の頻度によっても変わるので、これはあくまで一般的な目安になります。

冷蔵庫の大きさ

冷蔵庫の大きさ
容量にも付随しますが、大きさも重要なポイントになります。
設置したい場所や冷蔵庫の大きさだけでなく、冷蔵庫を運び入れる際のドアの幅などを把握しておかないと、購入したのに家の中へ入れられないという最悪の事態を招きかねません。
冷蔵庫の大きさ、設置したい場所、自宅のドアの幅を確認してから購入しましょう。

機能・デザイン

近年の冷蔵庫は、スマートフォンと連携して冷蔵庫の中身を確認できたり、省エネモードが導入されていたりとメーカー独自の機能が付いています。
また、色や形などもスタイリッシュなものから可愛らしいものまで様々なものが増えました。
自分に必要な機能をあらかじめ決めておくのも良いでしょう。

中古の冷蔵庫を購入する時の注意点

・内部の状態を確認する
特にパッキンの劣化やクリーニング状態を確認し、食材に悪影響を及ぼさないようにしましょう。

・年式を調べる
製造から5年以内のモデルを選ぶことがおすすめで、古い冷蔵庫は故障のリスクが高まります。

・保証期間を確認する
保証期間内の冷蔵庫は故障時に無料で修理可能な場合があります。保証期間内かどうか確認してから購入すると安心です。

・送料や設置料などの諸費を用確認する
購入価格に加えて送料や設置料がどれくらいかかるのか確認が必要です。
また、設置を頼んだ場合、自宅がマンションで階段しかない時など余分に費用がかかる可能性もあります。
費用を加えたら、新しいものを買った方が安かった…とならないように事前に確認しましょう。

まとめ

中古の冷蔵庫の人気な型と購入のポイントを紹介してきました。
それぞれのメーカーの強みや機能だけでなく、大きさや冷蔵庫のドアの開き方、中古で購入する場合は状態や、製造年数にも注意が必要だということがわかりました。

自身の生活環境に合ったものを見つけられると良いですね!

タイトルとURLをコピーしました