有機ELテレビと液晶テレビの違い、人気の型は?

有機ELテレビと液晶テレビの違い、人気の型は? コラム

昨今、家電製品の技術の進歩は凄まじいものです。
どの家電でも、買い替えの際の選択肢が多くて迷いますよね。

ここでは、その中でもテレビについて調べてみました。
テレビの中でも、有機ELテレビとはなんなのか、液晶テレビとどう違うのかと、おすすめの有機ELテレビをご紹介します。

有機ELテレビとは?

有機ELテレビとは有機発光ダイオードを使用して画面を表示するテレビです。
このテクノロジーでは、有機材料が電流を通すことで光を発生させるため、バックライトが不要で、より薄く、柔軟で、高品質な画質で映像が楽しめます。

従来のテレビと比べ、より深い黒色や広い視野角、鮮やかな色彩表現が可能になりました。

部屋の広さとテレビの大きさ

自分が過ごす部屋とテレビのサイズ、購入の際に迷ったことはありませんか?
ただ大きければいいわけでもありませんよね。

適切なテレビの大きさ

一番わかりやすい目安として、部屋の広さとそれに適したテレビのサイズは以下と言われています。

〈6畳以下〉 19〜24V型
〈6〜8畳〉 24〜32V型
〈8〜10畳〉 32〜46V型
〈10畳以上〉 50V型以上

部屋の広さだけでなく、テレビとの視聴する距離や使用目的でも適したサイズは変わります。
たとえば、ゲーム用やモニターの代わりとして使う、リビングに置く、子供部屋に置くなどなど。
自分の生活スタイルや、使用目的を考慮してサイズ選びをしましょう。

数字だけで見ても不安だと言う方は、視聴する予定の場所との距離を測ってから、電気屋さんで実際に見てみるといいかもしれませんね!

有機ELテレビと液晶テレビの違い

では次に、有機ELテレビより馴染みがあるであろう液晶テレビとの違いを見てみましょう。

・表示技術
先述したように、有機ELテレビは、有機材料からなる発光ダイオードによって画面を生成します。
それぞれのピクセルが自己発光しているため、バックライトが不要です。
対して液晶テレビは、液晶パネルにバックライトからの光を通して画像を表示します。
液晶パネルが光を制御し、画像を作り出します。

・黒の表現
有機ELテレビはピクセル単位で完全に黒を再現できます。
それぞれのピクセルが消えるため、高いコントラスト比と豊かな色彩で表現できますが、液晶テレビは、バックライトが常に光を発しているため、黒を再現する際に光漏れが発生し、完全な黒を再現できません。そのため、コントラスト比が低くなります。

・耐久性
有機ELテレビは、画面のピクセルが自己発光しているため、視野角が広く、応答速度が速いので動きのある映像に適していますが、画面の焼き付き(長時間同じ画像を表示すると、そのパターンが画面に残ってしまうこと)や、発光ダイオードの劣化による耐久性の弱さが懸念されます。
それに比べ、 液晶テレビは長期間の使用でも焼き付きの心配がなく、有機ELテレビよりも耐久性に優れていると言われています。
ただし、視野角が狭く、動きの速い映像に対しては応答速度が低くなる場合があります。

・価格
一般的に、液晶テレビの方が有機ELテレビよりも安価です。
有機ELテレビは高品質の画質と薄型設計が基本なため、その分価格も高くなります。

おすすめの有機ELテレビ

・ソニー『BRAVIA XR A80Lシリーズ』
消費電力はそのままに、明るくリアルな映像が楽しめます。

・パナソニック『VIERA MZ 2500シリーズ』
明るく色鮮やかな映像と立体音響が持ち味。

・シャープ『AQUOS OLED EQ2シリーズ』
有機ELパネルの性能を最大限に活かす独自の制御システムを搭載。

・LG エレクトロニクス『OLED C3シリーズ』
リアルタイムAIプロセッサーにより、画質と音質を最適化へ。

まとめ

有機ELテレビは従来の液晶テレビと比べて、より深い黒色や広い視野角、鮮やかな色彩表現が可能で、そのため薄型、高品質な映像を楽しむことができます。

しかし、液晶テレビと比べると価格が高く、耐久性などリスクがあります。

適切なテレビのサイズ選びや、自分のニーズに合った製品選びが重要になりそうですね。

少しでもテレビ時間やゲームの時間が充実するよう、自身に合ったテレビを選びましょう!

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