買取業者は買い取ったモノをどうしているの？

まだ使えるけどもう使わなくなった不要品、みなさん少なからず持っていると思います。
そんな不要品、売ったことはありますか？

リサイクルショップなどの買取業者、昨今急増したフリマサイトや、ネットオークションなど様々な方法がありますよね。

そのなかでも、買取業者の仕組みについて疑問に思ったことはありませんか？
そこで買取業者は、みなさんから買い取った不要品をどうしているのか調べてみました！

買取業者とは
買取業者の買取から売るまで
利用者のための高価買取のコツは！？
まとめ

買取業者とは

買取業者には、総合的にいろいろな商品を取り扱うお店や、ゲームや楽器、お酒などの専門分野に特化した商品を取り扱うお店があります。

様々な形態がある中で共通しているのが、一般の消費者の方から不要品を買い取り、その商品を販売するということです。

買取業者と聞いてイメージするのは、リサイクルショップなどの店舗に売りたいモノを持ち込んで査定してもらう…といった感じでしょうか？
実は近年、それだけではないのです！
買取業者が直接依頼主の自宅へ行き、売りたいモノの査定・買取をする”出張買取”や、依頼主が買取業者へ売りたいモノを送って査定・買取する”宅配買取”など、利用者のニーズに合わせて買取方法も多様化しています。

買取業者の買取から売るまで

では、買取業者は一般の消費者から買い取ったモノをどうしているのでしょうか？
買取から売るまでの流れを見てみましょう！

①査定
まずは、依頼主に要らなくなったモノの査定をするところから始まります。

買取の方法が多様化しているというのは前章でもご紹介しました。
店頭での買取の場合は、店舗に売りたいモノを持ち込んで査定します。
その間依頼主の方には、お待ちいただくという流れ。
出張買取の場合は、依頼主の方の自宅などに買取業者が行き、その場で売りたいモノを査定します。

査定の基準は、業者によってマニュアルがあるので一概には言えませんが、『最新』、『状態が良い』、『希少価値が高い』。
この3つはほぼ共通で、査定のポイントと言えるでしょう。

②買取
依頼主が査定額に納得できれば、契約が成立し、査定したモノを買い取ります。
大抵、依頼主の身分証の確認をしたり買取契約書の記入があります。

店頭や出張買取の場合はその場でのやり取りになります。
しかし、宅配買取の場合は売りたいモノを送った後に買取業者が査定、依頼主にメールなどで査定額の通知、査定額に納得が得られたら契約完了、同じくメールなどで契約書が送られて来て、銀行口座に入金といった流れになります。
店頭や出張買取に比べると宅配買取は査定から手元にお金が入るまでに時間がかかります。

③検品
改めて買い取ったモノがきちんと動くかどうかの動作確認や、欠損や破損はないかなど品物の状態を確認します。

ジャンク品や、故障していた場合は、パーツ取り(壊れてしまった電化製品などのまだ使えるパーツのみ店舗で売ったり、専門の業者に売る)にするのか、ジャンク品としてそのまま売るのかを決めます。

④値付け
検品が終わったら値段を付けます。
値付けもそれぞれの買取業者に基準があるので、「これが値付けの方法です！」とは言い切れません。
しかし、『新しくて、綺麗で、人気な』商品は分かりやすく値段が高くなりますよね。

そのほかにも、ヴィンテージ品やレトロゲームなど希少価値が高いモノが高価格となります。

⑤販売
最後はもちろん、販売します。

実店舗がある買取業者はお店で。
実店舗がない買取業者は、自社HPやネットオークションなどweb上で販売していきます。
実店舗がない買取業者なんてあるの？と思うかもしれませんが、ゲーム専門買取業者やお酒専門の買取業者は、品物があまり嵩張ず、広い場所が必要ないので、店舗が無い方がコストが抑えられる場合があります。
また、総合的に商品を扱う買取業者でも、倉庫で商品管理をして、web上での販売のみにすることで、実店舗で働く人員の人件費を削減できたりと、コストパフォーマンス重視の買取業者も増えています。

以上が買取業者が買い取ったモノをどうしているか、一連の流れになります！