リサイクルショップ 山陽小野田市・出張買取24時｜土日祝日夜間問わず24時間電話・メール対応の買取専門店（山口県全域）

山陽小野田市は、山口県の南西にあり、瀬戸内海の周防灘に面した市です。

山陽自動車道、国道２号、国号１９０号が東西に通り、海には重要港湾の小野田港もあります。

かつてこの地を厚狭毛利家が治めていました。こちらは毛利元就の五男・元秋が祖です。厚狭地区を通る旧山陽道やその周辺には、昔話「三年寝太郎」の史跡（ 寝太郎荒神社）や、「厚狭毛利家居館址」があり、また彼らの菩提寺である「洞玄寺」にも行けます。

笠井順八翁という人物がおり、彼は日本で初めてセメント製造会社を作りました。その名は「小野田セメント製造会社（現、太平洋セメント株式会社）」、現在の小野田線にあたる鉄道の建設も行い、この会社が由来で「セメント町」という地区もあります。

セメントの製造に必要なので「徳利窯」があり、現在は国の重要文化財に指定されています。

他にも小野田工場が操業開始して生まれたのが「硫酸」です。頑丈な「硫酸瓶」に入れて、全国各地に運ばれ、今は農薬や殺虫剤、医薬品原薬を主に運んでいるらしいです。

「日産化学工業株式会社 小野田工場」にある「塩酸吸収塔」は、日本化学会の第 1回化学遺産に認定されています。「硫酸町」の名の由来もここからきています。同様に「火薬町」もありますが、こちらは火薬メーカーとして始まった日本化学の工場が由来になっています。

山陽小野田市は江戸時代から昭和にかけて炭鉱で栄えていたらしく、その名残として「旧本山炭鉱斜坑坑口跡」があります。市の最南端にはつきでるように「本山岬公園」があり、約４０００万年前の地層がのぞけ、とくに干潮時にしか近づけない「くぐり岩」は有名です。入り口には「金毘羅大権現社」が祀られています。

観光では「きららビーチ焼野」、「竜王山公園」、「江汐公園」、「二井観光ぶどう園」、「きららガラス未来館」があり、また大人の楽しみとして「山陽オートレース場」もあります。

特産品ではガラス工芸が有名ですが、他にも宇都宮帆布工房という会社があるので、帆布かばんといったものもあり、「小野田あさり」という地域ブランドもあります。