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山口県下関市は、本州から最西端にあります。

昔から本土と九州を結ぶ港湾都市として活躍し、目前に関門海峡があります。

歩行者が通れる「関門トンネル人道」や、全長１０６８メートルもある「関門橋」など、本土と九州の境目だからこそ重要な場所があります。とくに関門橋には中国自動車も通っています。また、山陽新幹線も市を通っていて、「関門国道トンネル」という海底トンネルを通って九州へ向かいます。近くには彦島から通っている山陽本線の「関門鉄道トンネル」があり、こちらの成功が新幹線のトンネルにつながりました。

歴史の舞台になる事も多く、古くは源平合戦の「壇ノ浦の戦い」が行われ、壇之浦古戦場跡の「みもすそ川公園」があります。

また、「赤間神宮」にはこの戦いで失われた安徳天皇が祀られています。

「下関市立歴史博物館」では市の歴史をまとめ、展示しています。

下関市には昔、長府藩がありました。こちらは毛利元就の四男が初代藩主を勤め、「櫛崎城」を藩庁に、「長府城下町」が広がります。

無人島の数ある一つ「巌流島」、こちらは宮本武蔵と佐々木小次郎の決戦で有名で、「巌流島文学碑」もあります。

歴史以外にも、下関市は「ふぐ」の本場です。

「下関港」は国際拠点港湾で、近くには「唐戸市場」もあります。新鮮な海の幸、ふぐの他に、タイやハマチも味わえます。

関門海峡沿いには観光施設も充実しており、「海峡夢タワー」や、シーサイドモールの「カモンワーフ」、水族館の「海響館」、遊園地の「はい！からっと横丁」とグルメも楽しめます。

下関の離島、「角島」。コバルトブルーの海に青空、「角島大橋」が伸びる光景はとくに幻想的で、島には「角島大浜海水浴場」、「角島大浜キャンプ場」、「つのしま自然館」、「角島灯台」があります。海水浴場には、映画のロケで使われた礼拝堂のセットが未だに残っています。

他にも、下関市豊浦町には「川棚温泉」があり、こちらは「石柱渓」も有名で、「瓦そば」も名物として出されています。

他にもスポーツでは「下関球場（オーヴィジョンスタジアム下関）」があり、また、「北九州下関フェニックス」は２０２１年に堀江貴文氏が設立したプロ野球チームで、２３年に本拠地に下関市が加わりました。