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総社市には、「作山古墳」があります。

かつて古代と言われるほどに古い大和王権がありましたが、それに匹敵するほどの王国が他にもあり、この総社市はかつて吉備国と呼ばれる王国の中心地がありました。

その名残が作山古墳にあり、巨大な前方後円墳です。

他にも総社市上林には「こうもり塚古墳」があり、こちらには棺を納めた横穴式石室もあります。「岡山県古代吉備文化財センター」はユーチューブでこちらの中を体験することができます。

岡山県は桃太郎伝説が有名ですが、その桃太郎のモデルは大和政権にいた「吉備津彦命」とされ、さらには彼が戦ったとされる鬼・「温羅」の居城だったといわれる「鬼ノ城」跡も門が復元され、現在もあります。

いつ頃に築城されたかは不明ですが、桃太郎の鬼退治のモデルになった温羅はここで桃太郎と戦ったと言われています。

周辺には「総社市鬼城山ビジターセンター」があり、鬼城山付近の歴史や情報を調べ、学ぶことができます。

その他に「埋蔵文化財学習の館 」、「山手郷土館」、「まちかど郷土館」があります。

また、室町時代に活躍した禅僧であり水墨画家で「雪舟」がおりますが、彼はこの備中国（現在の総社市）に生まれたと言われています。令和２年に生誕６００年を記念して、「雪舟生誕地公園」ができました。広大な敷地を利用し、木造平屋の展示交流施設がある他に、雪舟像、そして雪舟の作品を真似た陶板画があります。平成２年からは雪舟サミットという交流も行っています。

これだけ歴史深い場所ですが、同時にそれを学び取る力も強い総社市。「JR服部駅」近くには「岡山県立大学」があり、岡山県内から多くの若人が集まります。

湛井堰築造には伝説があり、神のお告げでこの場所に堰を置いたとされております。

高梁川には水害もあったとされ、用水の整備に関わった人たちを祀る「井神社・兼康神社」もあります。

その他にも「高滝山」や「ヒイゴ池湿地」など自然を楽しむ場所もあります。