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北海道石狩市は、「石狩湾」に面した市です。

南は石狩盆地にかかり、石狩湾とつながる「石狩川」があります。こちらの石狩川の治水工事の歴史は茨戸川と石狩放水路の合流地点にある「川の博物館」で調べられます。

石狩の由来はアイヌ語で「イシカラペツ」。 意味は「曲がりくねって流れる川」または「神様がつくった美しい川」だそうです。

この川からはサケが獲れます。石狩市ではとくにサケが象徴として扱われ、「石狩鍋」も全国的に有名です。

平成１９年から市内で石狩鍋を提供する店を増やす「石狩鍋復活プロジェクト」が行われ、観光に来た方は本場の石狩鍋を食べることができます。

毎年9月15日（食いごろ・食いに行こう）は「石狩鍋記念日」と決められ、石狩市のＰＲ活動も熱心に行われています。秋になると毎回『石狩市三大秋祭り』も行われます。

「浜益ふるさと祭り」や、厚田ふるさとあきあじ祭り」、「石狩さけまつり」などもあります。

石狩市のマスコットキャラクターも「さけ太郎」に「さけ子」とサケを意識したキャラクターの他に、ご当地ヒーローに即した「サーモンファイター・ルイベ」もいます。

石狩湾に面した部分には「石狩湾新港」があります。

就業者数は約２００００人と言われており、かなりの企業が密集しておりますが、この辺りの敷地の三分の一は緑地・公園らしく、石狩の自然も考えられています。

石狩市の道の駅「あいろーど厚田」では石狩の名産品を購入でき、「厚田キャンプ場」ではキャンプを楽しめる他、流れる川はサケの遡上もあるとか。

サケ漁で栄えたシンボルとして「弁天歴史公園」があり、サケの豊漁を願って建立された「石狩弁天社」もあります。

また昔は北前舩が来たこともあり、「旧長野商店」や「割烹?金大亭」などが関連する建物として日本遺産になっています。

石狩川河口付近には「はまなすの丘公園」があり、その近くには「石狩灯台」もあります。

また江戸時代に藩が調査する際に使用していた陣屋「史跡荘内藩ハママシケ陣屋跡」もあります。