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札幌市南区の、豊平川と真駒内川の合流地点に「真駒内公園」があり、ここにはかつて「札幌オリンピック（開会式など）」を行った「真駒内屋外競技場」があります。

第11回オリンピック冬季競技大会札幌大会、こちらは１９７２年（昭和４７年）の２月３日から２月１３まで、札幌で開催されました。

そのために真駒内付近は事前に開発が行われました。

現在の真駒内公園に明治百年記念森林公園として昭和４２年から公園造成が行われます。選手が居住するための施設として現在は「真駒内団地」とよばれているオリンピック選手村が建てられ、「札幌市営地下鉄」やその地下鉄にある地下街も建設されます。

真駒内には、スーパーや銀行も近くにあり、大会が開催していた頃には大会運営がいた「真駒内中学校」もあり、８０００冊の書物が無料で観覧できる「六花文庫」もあります。こちらは北海道を代表するお菓子メーカー「六花亭」の店舗だった場所で、書物も食に関するものです。

南には「朝日岳」、「余市岳」などがのぞけ、清田区の境には「滝野すずらん丘陵公園」があります。こちらは北海道で唯一の国営公園で、森や渓流のある自然ゾーンがある他に、「札幌芸術の森」や、「札幌ふれあいの森」などがあります。とくに「札幌芸術の森」には芸術品を鑑賞できる屋内施設だけじゃなく、屋外施設ではコンサートやライブも開かれ、毎年行われる「ＰＭＦ」は、「世界三大教育音楽祭」の一つといわれるほどの、巨大イベントです。

その他にも南区南部の山が連なる場所には、「定山渓」があり、「定山渓温泉地」が広がっています。スキー場の「札幌国際スキー場」があります。

農地も広大で、とくに果樹園が有名らしく、サクランボやイチゴ、ブルーベリーなど、こちらの来園を主目的にする観光客もいるほどです。