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登別市は、太平洋に面した海の町であると同時に、内陸の山々「カムイヌプリ」、「来馬岳」、「鷲別岳」、もあります。また河川がいくつも流れ、代表的な「胆振幌別川」は海に注がれていきます。

「川上公園」の近くには「幌別ダム」があり、このダムによってできた人造湖の「室蘭工業用水池（別名、不盡の湖）」もあります。公園近くには「登別市郷土資料館」もあり、白石城をモデルにした外観で、各資料をまとめて展示しています。

「登別温泉」は、市内の東より、市外の具多楽湖の近くにあり、「北海道道350号倶多楽湖公園線」の道なりにあります。

登別温泉は、北海道を代表する温泉地の一つで、約1万年前の火山活動によって形成された「地獄谷」といわれる活火山地帯があります。火山ガスが噴出するその光景は、確かに当時は地獄そのものに見えたでしょう。これから連想して鬼のオブジェが温泉地の至る所にあり、「地獄の谷の鬼花火伝説」という伝承にも重なります。こちらの伝承はかつて悪さをしていた鬼たちが蝦夷の神の怒りを受けて、お湯を守る鬼神「湯鬼神」の使命を与えられるというものです。毎年夏に行われる花火大会「地獄の谷の鬼花火」の元にもなっています。

また、登別市のマスコットキャラ「登夢くん」は鬼の姿をしていて、登別温泉街の土産屋「登鬼屋」などでグッズ展開をし、PR活動をしています。

地獄谷の他に「大湯沼」があり、こちらが川に流れて「大湯沼川」になります。

登別温泉には「登別石水亭」というホテルがあり、株式会社旅行新聞新社が選定しているプロが選ぶ日本のホテル・旅館100選に選ばれています。

水族館もあります。「登別マリンパークニクス」は「ニクス城」というデンマークの「イーエスコー城」をモデルにした外観をし、約400種・20,000点の生き物を展示しています。