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札幌市清田区には、「白旗山」がそびえております。

北の方は平野が広がり北北東の方には「平岡公園」、北西の辺りから南北に流れる「厚別川」があります。

長岡重治という人物がおりました。彼はここで最初に米作りを行い、その後も駅逓や旅館、郵便業務、道路の補修や橋の架橋、神社の創設（今の厚別神社）、墓地の設定（今の北野墓地）と、徹底的にインフラを整えた偉人です。

他にも米を作るには不便な場所で、それを整えるのに活躍した人がいました。

厚別川から水田の用水を運ぶための工事を行い、これを「吉田用水の開削」と呼び、実行したのが吉田善太郎氏らしいです。

清田は美しい清らかな水田地帯を表しての意味だそうです。それを名乗るまでに長い道のりがあったのでした。

「厚別神社」は１００年以上の歴史があり、１００周年の記念碑が境内にあります。こちらは９月１２日に例大祭を開いて人々が集まります。

「室蘭街道」という現在の国道３６号のもとになった道で、あのクラーク博士も札幌を去るときはこの道を歩いたらしいです。

こちらは「清田小学校」の前にあったそうで、また学校の中には「開拓功労碑」が清田区の開拓に励んできた人々の想いを記録しております。

道道341号線沿いには「有明の滝自然探勝の森」があり、ナナカマドやハウチワカエデ、ヤマモミジなど天然広葉樹林を楽しむことができ、また落差が１３メートルもある「有明の滝」や、それより小さな「有明小滝」ものぞくことができます。